【自社イベントを開催しました📣】データ活用でブランド力を高める!セミナーレポート

データ活用でブランド力を高める!セミナーレポート

2025年4月18日、まめぞうデザイン主催によるセミナーイベント、「データ分析から課題解決を行う 企業の視点で見る自社ブランディングの手法」を開催しました。

お招きした講師の鈴木 勝陽(すずき とよう)氏から、実際に行ったクライアントワークを事例に、ブランディング視点からのデータ活用手法をご紹介いただきました。

開催概要はこちら💁

今回のセミナーの狙いとテーマ

本セミナーは、業種や規模を問わず、自社のブランディングやマーケティングにデータを活かしたいと考える皆様に向けて、「データでブランドを伸ばす」視点を深掘りする内容として企画しました。

  • ・マーケティング課題の整理
  • ・SNSやデジタル広告を活用した効果測定
  • ・ペルソナ設計やインサイト抽出の実例

など、実務に直結するノウハウを中心に構成しました。

実例から学ぶ!データ分析とブランディングの連携手法

冒頭では、実際のクライアント案件を題材に、6種の異なるデータ収集・分析スコープ(Webサイト、Webアンケート、デジタル広告、SNS、行動パラメータ、外部リサーチ)について触れ、それぞれの目的・手法・示唆の違いについてご説明いただき、

「誰に、何を、どのように届けるか」を整理するための起点として、以下のアプローチが挙げられました。(一部抜粋)

  • ・属性や経験、意識に関する定量的アンケートの実施
  • ・Web行動、広告効果、SNS投稿など多様なチャネル横断での分析
  • ・因子分析やターゲットセグメント設計を通じた深層ニーズの抽出
  • ・ROASやブランドリフトなどKPIの可視化と活用

これにより、表層的なデータの羅列ではなく、ターゲットごとの価値観や関心に応じた訴求設計へとつなげることが可能になります。
※クライアント案件に基づく内容のため、詳細スライドの開示は控えております。

データに基づくブランド設計の重要性

パーセプションフロー(Perception Flow)というフレームワークでは、「誰に・何を・どのように届けるか」の構造をより深く理解するために、行動・態度の変化に至る認知プロセスや刺激要素を段階的に捉えることができます。

このような構造的な視点を持つことで、施策ごとの役割を整理しやすくなり、ブランディングの解像度を高めることができます。

マーケティング施策においては、”感覚” や “伝統的な勘” に頼るのではなく、行動データや心理的インサイトに基づいた施策設計が今後ますます重要になります。

イベント中に寄せられた質問と実務へのヒント

質疑応答の時間には、参加者の皆様からも以下のようなご質問をいただきました。

  • 「パーセプションフローとカスタマージャーニーの違いとは?」
  • 「アンケート以外でのデータ収集の方法を教えて欲しい」
  • 「企業内でのデータ分析とマーケティング手法の取り入れ方」
    (まず何から進めればよいか?)

これらの質問には、実務的なステップを交えながらご紹介させていただき、特に「小さな仮説から検証を回していく」ことの重要性をお伝えいただきました。

ご参加者様の声

本セミナーには、不動産業、ゲーム業界、プロモーション・広告業界、Web制作会社など、幅広い業種の方々にご参加いただきました。 参加者からの開催後アンケートからは、

  • 「ペルソナ設計は知っていたが、パーセプションフローという構造的な考え方を初めて知り、実務に活かせそうだと感じた」
  • 「具体的な数値データやアンケートからどのように深層心理や特性を抽出していくかが実例ベースで理解できた」
  • 「今まで感覚で行っていたブランディングを、言語化・分析・可視化するアプローチに変えられるヒントを得た」

といった声が寄せられ、実務に活かせるヒントを得られたという反応が目立ちました。

おもてなしと交流タイムも大盛況!

また、当日はまめぞうデザインが運営する台湾茶スタンド「Cha Cha Mountain」より、2種のオムライスランチと台湾茶ドリンクをご提供。
この日は気温も高かったからか、爽やかなフルーツティーと当店オリジナルのチャイティーが人気でした🧋

名刺交換を兼ねた交流タイムでは、業種を超えた情報交換や新たなつながりも多数生まれ、大盛況のうちに幕を閉じました。

セミナーを終えて:今後のブランディングに向けて

まめぞうデザインでは、今回のセミナーで取り上げた内容に限らず、データドリブンの取り組みを積極的に推進しています。

企業様の社内業務において、tableau(タブロー)をはじめとする業務効率化や営業分析のためのダッシュボード活用を進めており、KintoneやSalesforceなどのツールを活用した業務可視化・数値管理の仕組み構築をサポートしています。

「まず何から手をつければよいか分からない」といったご相談にも、ヒアリングから設計・導入・運用フォローまでワンストップでご提案可能ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

引き続き、実務に役立つブランディングとマーケティングの知見を発信してまいりますので、ぜひ今後のセミナーにもご注目ください!